
「トラックドライバーって、1日どんな流れで仕事をしているの?」
これからトラックドライバーを目指す人や、転職を考えている人は気になりますよね。
私はトラックドライバー歴18年、転職6回を経験し、現在はホワイト企業で働いています。
長距離、地場、フリー便、定期便、集配、ルート配送など、一言にトラック運転手といっても動きはさまざまです。
一通り経験しましたが、運送会社によって仕事内容は違います。
この記事では私が現在勤務している会社での実際の1日の流れを紹介します。
昔ながらの長時間労働の会社との違いもお伝えするので、「今の運送会社ってどうなの?」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
- トラックドライバーの1日の仕事の流れ
- 日勤・地場の働き方
- ホワイト企業ならではの働き方
- 実際に働いて感じたメリット・デメリット
トラックドライバーの1日の流れ【パターン1】

月〜金稼働・土日祝休み。
積荷は自動車部品。地場・定期便です。
空車でスタートし、積み込みから納品、帰り荷積んで帰ってくる一往復の一般的な運行になります。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:00 | 出勤 |
| 8:10 | アルコールチェック・点呼 |
| 8:20 | 出庫(空車でスタート) |
| 8:30~8:50 | A倉庫で積込み(パレット積み) |
| 9:00 | 納品先(工場)へ出発 |
| 12:00~13:00 | 途中SAで昼休憩(1時間) |
| 13:30~14:00 | 工場着、荷下ろし |
| 14:00~14:30 | B倉庫行きの荷物を積込み |
| 14:40 | 出発 |
| 16:30~17:00 | 430休憩(30分) |
| 18:10~18:30 | B倉庫で荷下ろし |
| 18:50 | 帰庫 |
| 19:00 | 退勤 |
仕事のポイント
私の会社は搬入時間がしっかり決められているため、極端な荷待ちはほとんどありません。
渋滞などの道路状況によって30分~1時間程度前後することはありますが、ルートも固定されていて時間に余裕があるため、ほぼ予定通りに進みます。
昔勤めていた会社では4時間以上も荷待ちすることが珍しくありませんでしたが、今の会社は待機時間が少なく非常に働きやすい環境です。
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トラックドライバーの1日の流れ【パターン2】
月〜金・カレンダーにより月1土稼働あり。日祝休み。
こちらは中継輸送となります。1行程だった便を、昼と夜の2行程に分け、2人のドライバーで輸送するスタイルです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 11:00 | 出勤 |
| 11:10 | アルコールチェック・点呼 |
| 11:20 | 出庫(空車スタート) |
| 14:30~15:30 | 休憩(1時間) |
| 16:00 | 積み場到着 |
| 17:00~18:00 | 完成した製品を積込み(パレット積み) |
| 18:00 | 車庫へ向け出発 |
| 20:45 | 帰庫・夜勤ドライバーへ引継ぎ |
| 21:00 | 退勤 |
こちらも道路状況による多少のズレはありますが、基本的には毎日ほぼ同じ流れです。
中継輸送とは?
中継輸送とは、1台のトラックを2人のドライバーで運行する輸送方法です。
以前は1人のドライバーで輸送していましたが、700km近い距離を1人で走る運行になっており長時間労働の問題になっていました。
荷主との交渉により、現在では行程を2つに分け、日勤者が荷物を引き取りに行き、車庫で乗り換え、夜勤者が納品する形へシフト。
運転手の労働負担を考え、中継輸送を取り入れる会社も多くなってきました。
一見すると人件費が2人分必要なので会社の負担が大きそうに見えます。
しかし実際には、
- トラックは1台で済む
- 車両管理費を抑えられる
- 稼働率が上がる
というメリットがあり、会社にとっても効率の良い運行方法になっています。
そして何より、ドライバーの拘束時間や疲労を大きく減らせることが最大のメリットです。
中継輸送のデメリット
もちろんデメリットもあります。
それは自分専用車(固定)ではなくなることです。
トラックを他のドライバーと共有するため、
- 人に乗られるのが嫌
- シートの位置が変わる
- 気を遣う
という理由で苦手な人もいます。
私もずっと自分専用車で仕事していたため、最初はかなり抵抗がありました。

専用車に慣れてしまうと、他の運転手に乗られるのも、人の車両に乗るのもすごく嫌なんですよね。
ですが実際に働いてみると、その考えは大きく変わりました。
運行距離は短く、
毎日家に帰れ、
車中泊もありません。
なのでそもそも私物を置く必要がないんですよね。置いとくのは自分のヘルメットやスマホの充電器くらいです。
夜勤者の私物も同じくヘルメット、作業用の手袋くらい。
車両も新車だし、全然嫌な感じはしませんでした。疲労も以前とは比べものにならないくらい少なくなりました。
今では専用車のこだわりなどさらさらないので「この働き方の方が長く続けられる」と感じています。
昔の運送会社との違い
昔は、
- ドライブレコーダーが嫌
- デジタコで管理されたくない
- 好きなスピードで走りたい
- トラックを好きなようにイジりたい
そんな考えのドライバーも多かったと思います。
私自身も若い頃は、
「細かく管理されるのヤダ。自由な会社がいい」
と思っていました。
ですが、転職を繰り返す中で気付いたことがあります。
自由にさせてくれる会社ほど、ドライバーへの扱いも雑なことが多かったのです。
もちろん全ての会社ではありません。
しかし、
- 長時間労働
- サービス残業
- 荷待ち放置
- 労基法度外視の運行
そんな会社ほど「自由」という言葉で結局ドライバーを低賃金で使い回してる状態を何度も見てきました。
一方、現在勤務しているようなコンプライアンスを重視する会社は、
- アルコールチェック
- デジタコ管理
- ドラレコ管理
- 運行管理
などルールは多く感じます。
その代わり、
- 毎日帰宅できる
- 労働時間が安定している
- 無理な運行がない
- 荷待ちが少ない
- 給与やボーナス、昇給、福利厚生が充実している
という安心感があります。
「自由」と「待遇」は、時に天秤にかけることになります。
私は最終的に「待遇」を選びました。
まとめ【これからのトラックドライバーに必要なこと】

トラックドライバーという仕事は「きつい」「危険」「汚い」という3Kのイメージを持たれがちですが、会社選びによって働きやすさは大きく変わります。
18年間で6回転職した私だからこそ言えるのは、同じトラックドライバーでも会社によって天と地ほど環境が違うということです。
ずさんな経営者の元で働いてしまうと、ドライバーの扱いもずさんです。
もしトラック業界へ転職を考えているなら、仕事内容だけでなく「1日の流れ」や「拘束時間」「荷待ち時間」まで確認すると、入社後のギャップを減らせます。
昔は「速く走る」「長く走る」「たくさん運ぶ」ことが評価される時代でした。そしてそれで稼ぐのがワッパ稼業の花形でもありました。
しかし今は違います。
これから求められるのは、
- 安全運転
- 法令順守
- 品質の高い輸送
- 安定したサービス
- 安心して働ける環境
です。
ドライバー自身も、「どれだけ走れるか」の根性論ではなく、「どれだけ品質の高い仕事ができるか」が評価される時代になってきています。
働き方は確実に変わっています。
だからこそ、これから転職を考えるなら「自由さ」だけではなく、「長く安心して働ける環境かどうか」にも目を向けてみてください。
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ではまた次の記事でお会いしましょう!ギガ子でした。


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